地域づくりは住まいから 【目次】
人口減や「コロナ」による価値観の変化により、空家問題などが加速している。
そんななか、ひばりヶ丘駅前の「ERA LIXIL 不動産ショップ・三成産業」では、社会的に意義のある形で土地を活用し、土地・物件所有者にも入居者にも喜ばれている。
その活動から見えてくるのは、「住まいからできる地域づくり」だ。
数回にわたってレポートする。(※地域紙「タウン通信」連載記事の転載)
【第1回】コロナ禍でまちづくりは変わる 弱者を支える土地活用とは!?
「コロナ禍で地域への見方や関心が変わってきています。テレワークが増える一方、首都圏を去る人も出ており、これからの町は都心に近いという利便性だけではやっていけなくなるでしょう」
そう指摘するのは、ひばりヶ丘駅前「ERA LIXIL不動産ショップ」の清水二郎さんだ。〈続きを読む➡〉
【第2回】空き家が急増したなら「家」は負の財産かもしれない
今回は、持ち家や土地資産のある人にぜひ読んでほしい。
誰もが認識していながら、その実、目を背けがちな町の将来像。
データを追うと、高齢化によって土地・家屋の価値が変わる可能性が実感されてくる。〈続きを読む➡〉
【第3回】空き家利用の選択肢の実際 「売る」以外の活用法とは
前回、空き家の増加が確実視され、今後は「家が負の財産になる」という可能性を指摘した。
家・土地を資産として活用するためには、早めに適切な対処をすることが求められてくる。
「ほとんどの人は『早めに売る』という発想をします。でも、実は選択肢は多彩です」
そう話すのは、ひばりヶ丘駅前で約40年の「ERA LIXIL 不動産ショップ・三成産業」の清水二郎さんだ。〈続きを読む➡〉
【第4回】バリアフリーリフォームで不利な物件でも入居者確保
前回は、資産としての住まい(および空き家)の活用方法として、グループホームなどの福祉利用、バリアフリー物件化、シェアハウス化などの選択肢があることをお伝えした。今回からは、それぞれの具体例を少し詳しく紹介しよう。〈続きを読む➡〉
【第5回】注目の「シェアハウス」は 物件活用、町づくりに貢献する
【第6回】誰もが暮らしやすい町へ グループホームを増やす
【第7回】「コロナ」による変化 不動産で再注目なのは…
人口減社会で、この地域でも、物件の空室が珍しくなくなっている。
そうした状況を受け、物件所有者の中には「さっさと売ってしまったほうがいい」と手放す人も少なくない。
しかし、こんな情報を耳にしたら、考えが変わるのではないだろうか。〈続きを読む➡〉
【第8回】入居者取り合いの時代に 注目の「0円」サービス
前回、コロナ禍により特に一戸建ての賃貸物件の人気が高まっていることをご紹介した。
実は賃貸物件では、もう一つ活況のものがある。安価物件だ。
生活防衛を考える人も増えており、今よりも安い賃貸住宅に移りたいというニーズがある。〈続きを読む➡〉
【第9回】コロナで増えたペットに不動産も対応しよう
【第10回】高齢者の独居を支える安心の見守りサービス
現在進行形で急激に進んでいる住宅問題の一つに、「高齢者の住まい」がある。
ご承知の通り、日本の高齢化率は28.8%(内閣府「令和3年版高齢社会白書」)。長寿自体は喜ぶべきことだが、核家族化する現代では、課題が山積している。〈続きを読む➡〉
【第11回】生活保護受給者に安心の住まいを提供する
【第12回】思い出の詰まった家を社会のために生かす
少子高齢化のなかで、親の家を相続する人が増えている。多くの人は「売却」を考えるが、思い出の詰まった家を手放す前に、「不動産を社会のために生かす」という道を検討してみてほしい。〈続きを読む➡〉