シェアハウス
「ERA LIXIL不動産ショップ・三成産業」では、現在、シェアハウスを1棟(11室)管理しています。
シェアハウスは、今後、増やしていく計画でいます。
当社が管理する物件の詳細をお伝えする前に、まずはシェアハウス全般について解説します。
20代若者を中心に人気
シェアハウスは、キッチンなどの共用部と、契約者のみが利用できる個室から成る賃貸住宅です。
倹約指向、シェア(共有)の一般化、価値観の変化などを背景に、特に若者の間で人気となっています。
かつては外国人の利用が目立ち、シェアハウス自体、その数は限られたものでしたが、2000年頃から日本の若者の利用が増え始め、現在では、東京都内におよそ5000軒・5万室のシェアハウスがあるともいわれています。
入居者の中心は、20代の未婚者です。大半のシェアハウスは、女性の入居者が多くなっています。
家賃は、場所にもよりますが、4〜6万円。物件によっては、さらに共益費が5000円〜2万円程度かかります。
個室は10平方メートル未満のワンルームがほとんどです。

当社の事例から。シェアハウスの実例
友人以上・家族未満の出会い

さて、当社が管理するシェアハウス「Brocante Hibarigaoka(ブロカント ひばりヶ丘)」の例で、シェアハウスの魅力をさらにお伝えしていきましょう。
ここは、新座市栗原の閑静な住宅街の中にある、11室のワンルームとキッチン・ランドリーなどの共用部から成るシェアハウスです。
住所こそ新座市ですが、県都境にあり、急行列車が停まる西武池袋線「ひばりヶ丘駅」の北口から徒歩6分ほどの好立地になります。
駅から近く、かつ西武池袋線の主要駅の一つということで、都心に通う会社員のご入居者が多い物件となっています。
リフォーム後の現在の外観からは想像つかないかもしれませんが、ここはもともと築50年の木造アパートでした。8室に分かれていましたが、大規模修繕を行い、大型のキッチンとリビングルームであるコミュニティスペースと、11室のワンルームという造りにしました。
コミュニティスペースには、大型冷蔵庫が2台。アイランド型のシステムキッチンを置き、壁を抜いて広々したリビング空間を設けています。
ここは、オーブンレンジ2台や炊飯器2台、ワッフルメーカー、コーヒーメーカーなどの調理器具が充実しているのも特長です。ちなみに、冷蔵庫は、それぞれが名前を書いたボックスに保管するルールにしています。

このキッチン・リビングに面して、ゆったりくつろげる空間も確保しています。
本当はガスストーブですが、見た目が薪ストーブ(着火の状態も!)というユニークな暖房機も設置しており、冬には、ストーブを囲み、ブルーレイ・DVD付きテレビを前に数人で映画鑑賞をする姿なども見られます。
共用部としては、ランドリーも充実しています。洗濯機2台に加え、同じく2台のガス衣類乾燥機を設置しており、「洗濯が楽」と好評です。
衣類乾燥機を置くことで、特に女性の洗濯物のプライバシーが守りやすくなりました。
サイズ・タイプの違う個室
入居者のプライベート空間となる個室は、11室ありますが、すべてタイプ・広さが異なります。
1階に3部屋、2階に8部屋があり、サイズは5.4畳(8.8㎡)から6.2畳(10.1㎡)までさまざま。部屋の形状は異なりますが、全部屋にシャワーヘッド付き洗面化粧台を設置しています。
個室の広さやタイプが異なるため、当然賃料にも差があります。37,000円から50,000円です。
差はありますが、かえってそのことが「自分だけの部屋」という意識につながるようで、入居者からは好評です。
なお、費用としては、賃料とは別に、共益費・管理費1万円が月額かかります。また、入居時のみ、敷金・保証金として3万円が必要です。
トイレ・シャワールームは、個室にはありませんが、各階に1つずつ用意しています(男女兼用)。
設備としては、このほか、インターネット回線として光ファイバーを設置しており、Wi-Fiの利用は無料です。
また、自転車は1人1台まで無料で駐車可能です。
なお、こちらのシェアハウスでは、共用部の清掃やごみ出しは住人当番制(週2回程度)としています。
施設内は禁煙。友人の宿泊可能です。

広がるコミュニティ。ここで出会って結婚も

当社が管理するシェアハウス「ブロカント ひばりヶ丘」は、入居者の仲が良いのが大きな特徴です。
シェアハウスによっては、入居者同士はあいさつ程度しか交流しない、というところもあるようですが、ここの場合は、新しい入居者があるたびに歓迎会を開き、入居者同士の交流を積極的に図っています。
なお、これらは入居者たちの自発的な取り組みで、当社が何か働きかけているわけではありません(歓迎会のたびに、当社スタッフもお招きいただいていますが)。
入居者のコミュニティは町の中にも広がっており、彼らは近所に行きつけの店も幾つか持っているようです。
また、経済的に余裕が持てたなどでアパートを借りる場合も、すぐ近所に引っ越すという方がこれまで何人もいました。
現在でも、通り一本を挟んで「ブロカント ひばりヶ丘」の目の前に住み、クリスマスなどのイベント時には顔を出しているという方もいます。
このように仲の良い「ブロカント ひばりヶ丘」からは、ここで出会って結婚したカップルも誕生しています。
このように、コミュニティがここから地域へと広がっていくのも、シェアハウスの魅力の一つです。
なお、前述の通りシェアハウスは人気があり、空室があってもすぐに埋まってしまう傾向があります。
一方で、約4割の人が1年以内に転居する実情もあるので、入居を希望される方は、空室情報を的確にキャッチすることが重要です。
空き室の見込みなどが気になる方は、いつでもお気軽に当社窓口までお問い合わせください。